安全に正しくお使いいただくために

ヘルメットの正しいかぶり方と使用上のご注意

警告

バイクの運転には人為的な危険がつきものです。どんなヘルメットでも、高速度や低速度での、考えられるあらゆる直線衝撃や回転衝撃から着用者を保護できるわけではありません。ヘルメットの保護性能を最大限発揮するには、ヘルメットが適切にフィットした状態で、あごひもをあごの下で確実に結び、十分な視界が得られることが大切です。ヘルメットが大き過ぎると、事故の際に脱げたり、運転中にずり落ちたり、揺れによって視界を遮ったりする恐れがあります。事故の際にヘルメットが脱げると、頭部を保護できず、重い脳障害や死亡に至る恐れがあります。運転中にヘルメットがずり落ちてきて、前が見えなくなり、事故を起こすことも考えられます。
また、バイザー付きヘルメットは圧迫や衝撃により、ヘルメットのバイザーが破損することがあります。より確実に目を保護するために、適切なゴーグルの着用を推奨します。

警告

頭のサイズに合ったヘルメットをご使用ください。
ヘルメットが頭のサイズに合っていないと、走行中にぐらついたり、頭を締め付けて痛くなったりすることがあります。安全な走行に支障を来しますので、必ず頭のサイズに合ったヘルメットをご使用ください。

サイズの確認

  • 眉毛の上2㎝、耳の付け根の上2㎝、後頭部の最も出っ張っている部分の3か所を通るよう頭に巻き尺を巻き付け、頭のサイズを計測してください。
  • 計測したサイズが製品に記載されているサイズと合っているか、確認してください。

*サイズが合っていない場合は、ご購入先の正規販売店へご相談ください。

フィッティングの確認

ヘルメットのかぶり方は、下の「ヘルメットのかぶり方と脱ぎ方」を参照してください。

  • 頭頂部がヘルメットの(A)に当たっていることを確認します。
  • チークパッド(B)に頬が密着していることを確認します。
  • 額とヘルメットの間に、指が入るような隙間が無いことを確認します。
  • 両手をヘルメットに添えて、ヘルメットを上下左右に揺らしてください。
    このとき、ヘルメットが簡単に動くようであれば、ヘルメットのサイズが大きい場合がありますので、内装の厚みを厚くするか、一つサイズの小さいヘルメットをお選びください。
    一部にゴツゴツした感触があり、違和感や痛みがある場合は、ヘルメットのサイズが小さい可能性がありますので、内装の厚みを薄くするか、一つサイズの大きいヘルメットをお選びください。

*SHOEIの正規販売店のうち、SHOEI TECHNICAL SHOPでは一人ひとりの頭にジャストフィットする内装をお作りするSHOEI Personal Fitting Systemに対応しています(有料)。専用の計測器で詳細に頭のサイズを測り、最適なヘルメットのサイズをアドバイスし、フィッティングの詳細な調整が可能です。サイズ選びやフィッティングでお悩みの場合は、SHOEI TECHCNICAL SHOPのご利用をご検討ください。
(サイズ計測のみの場合は無料です。)

ヘルメットのかぶり方と脱ぎ方

ヘルメットの被り方

  1. 手でヘルメットのあごひもを持ち、開口部を広げます。このとき、あごひもカバーではなく、あごひもだけを引っ張ってください。
  2. 頭を額からヘルメットの中に滑り込ませ、装着します。
  3. あごひもをあごの下でしっかり締めます。(「あごひもの正しい締め方」を参照。)
  4. 両手をヘルメットに当てて、前後に回転させるように力を入れてください。
    このとき、ヘルメットがずれたり、脱げるようであればあごひもを締め直してください。

ヘルメットの脱ぎ方

まずあごひもを外してから、両手であごひもを持ち、左右に広げながらヘルメットを後方に回転させるように脱ぎます。このとき、あごひもカバーではなく、あごひもだけを持ってください。

ヘルメットの被り方・脱ぎ方 動画説明

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