History and Overview
─ 歴史と沿革・企業概要 ─
SHOEIヒストリー
1959年、SHOEIは日本の東京でその歴史をスタートさせました。以来、私たちの道のりは、より安全で機能性の高い革新的なヘルメット造りへのチャレンジの歴史といっても過言ではありません。すべてのモーターサイクルライダーの安全を願い、機能と品質を追求して技術を磨き続ける中で、今日SHOEIはプレミアムヘルメットを代表するブランドとして、世界中のライダーに愛用されています。
1959年
昭栄化工株式会社を設立。
東京工場を設置し、安全帽(一般用ヘルメット)の生産に着手。
1960年
乗車用安全帽(二輪用ヘルメット)の生産に着手。
東京工場を移転し、設備の改良と生産の強化を図る。
1962年
東京工場、安全帽について日本工業規格表示許可工場となる。
FRPの特性を活かした新製品の開発を図る。
レーシングライダーにヘルメットを提供。研究開発へのフィードバックを図る。
1963年
最初のレース用ヘルメット「SR-1」を開発。
1964年
東京工場、乗車用安全帽について日本工業規格表示許可工場となる。
1967年
茨城県稲敷郡江戸崎町(現稲敷市)に茨城工場を新設。
フルフェイスヘルメット「SR-Z(S-12)」の生産を開始。
1968年
SHOEI SAFETY HELMET CORPORATIONを米国California州に設立。
1971年
茨城工場、乗車用安全帽について日本工業規格表示許可工場となる。
この頃までにジェットタイプの「S-3」、セミジェットタイプ「AS-1」、「S-10」を生産。「S-12」でSNELL規格を取得。
1972年
SHOEI独自のツーピース構造を採用したフルフェイスヘルメット「STZ(S-20)」を開発。
アメリカでは「S-20」が好調な販売を記録。
1976年
世界初のカーボン繊維採用のフルフェイスモデル「GR-Z」を発売。
1978年
SHOEI EUROPE PVBAをベルギーに設立。
1980年
東京工場を新築。
1982年
モトクロス用フルフェイスモデル「EX-2」発売。
1983年
インジェクションシールドやチンスポイラーなど、革新的なデザインを採用したフルフェイスヘルメット「Z-100」を発表。
クイックオープンシールド装備のレース用フルフェイスモデル「FR-102」発売。
クイックオープンシールド装備のジェットタイプ「TJ-201」発売。
1984年
フルフェイスモデル「RF-102V」と、ジェットタイプ「TJ201V」を発売。この両モデルは他に先がけて額部分にベンチレーション機構を初採用。
チンバーにベンチレーション機構を採用したフルフェイスモデル「TF-250」を発売。
1987年
フランスに現地法人SHOEI FRANCE SARL(現SHOEI EUROPE DISTRIBUTION SARL)を設立。
カーボン繊維を使用するニューモデル「GRV」発売。
1988年
モトクロス用フルフェイスモデル「VX-4」発売。
契約ライダーのエディ・ローソン選手が、ロードレース世界選手権GP500クラスでシリーズチャンピオンを獲得。
1989年
岩手工場を新設。
契約ライダーのエディ・ローソン選手が、前年に引き続きロードレース世界選手権GP500クラスを制覇。
1990年
シールドカバーを廃した新世代のシールドシステム「ビルトインメカシールド」搭載のフルフェイスモデル「X-8」発売。
1991年
モトクロス用フルフェイスヘルメット「VF-X」発売。
1992年
契約ライダーのウェイン・レイニー選手がロードレース世界選手権GP500クラスで3連覇を達成('90年~'92年)。'87年からこの年まで6年連続で、SHOEI契約ライダーが世界選手権における最高峰クラスでチャンピオンに輝く。
1993年
デュアルライナーを初めて採用した「X-8 SP」を発売。
SHOEI初のシステムヘルメット「J-ACTER」発売。
1994年
ドイツに現地法人SHOEI(EUROPA)GMBHを設立。
1996年
新世代ジェットタイプ「J-FORCE」発売。
1997年
ストリートバイカーに向けた新カテゴリー「MASH」を発売。
1998年
レーシングスタンダードモデル、「X-8R」発売。
1999年
契約ライダーのアレックス・クリビーレ選手が、ロードレース世界選手権GP500クラスでシリーズチャンピオンを獲得。
2000年
軽量・コンパクトを実現したフルフェイスの新たなシリーズ「Z-III」、第二世代のシステムヘルメット「SYNCROTEC」発売。
2001年
ドイツにSHOEI EUROPA DISTRIBUTION DEUTSCHLAND GMBH(現SHOEI DISTRIBUTION GMBH)を設立。
2002年
最上級レース仕様フルフェイスモデル「X-Eleven」発売。
2003年
スポーツフルフェイス「Z-4」、特徴あるフォルムで根強い人気の「WYVERN II」発売。
2004年
レーシングスタンダードフルフェイス「X-9」発売。
2005年
モトクロスレーシングモデル「VFX-DT」発売。
2006年
人気のスポーツフルフェイス、Zシリーズがマイナーチェンジ、「Z-5」発売。
岩手工場設備を拡充し生産能力を増強。
2007年
システムヘルメット「MULTITEC」発売。
2008年
スポーツジェット「J-FORCE3」発売。
2009年
新たなシールドシステムを装備した、「X-TWELVE」、「Z-6」発売。
2010年
PSC/SG規格が改定されることにより、世界的に主流な形状のモデルが国内販売が可能になり、「XR-1100」、「VFX-W」が発売。
2011年
プレミアムフルフェイスのニュースタンダード「QWEST」発売。
2012年
インナーサンバイザー装備のモデル「NEOTEC」、「J-Cruise」発売。
2013年
インナーサンバイザー装備のツーリングフルフェイス「GT-Air」発売。
レプソル・ホンダチームからMotoGPクラスに初参戦した契約ライダーのマルク・マルケス選手が最高峰クラス史上最年少で年間チャンピオンを獲得。
2014年
コンパクト&軽量で人気のZ-シリーズに新たなシールドシステムを装備して「Z-7」発売。
契約ライダーのマルク・マルケス選手がMotoGP最高峰クラス2連覇。
弟のアレックス・マルケス選手がMoto3クラスでチャンピオン獲得。
2015年
コンパクト&軽量スポーツジェット「J-FORCE IV」と人気のアドヴェンチャー系マシンにマッチする「HORNET ADV」発売。
フォトクロミックシールド発売。
2016年
最新テクノロジーの技術を集結したレーシングモデル「X-Fourteen」、新たなカテゴリー「J・O」発売。
契約ライダーのマルク・マルケス選手がMotoGP最高峰クラスで3度目のチャンピオン獲得。
2017年
ニュースタンダード「RYD」発売。
契約ライダーのマルク・マルケス選手がMotoGP最高峰クラスで4度目のチャンピオン獲得。
2018年
完成度を高めたシステムヘルメット「NEOTEC II」、革新的進化を遂げたオフロードヘルメット「VFX-WR」発売。
クラシカルなオフロードスタイルを取り入れたデザインのなかに機能性、快適性、安全性をあわせもつ新フルフェイスモデル「EX-ZERO」発売。
契約ライダーのマルク・マルケス選手がMotoGP最高峰クラスで5度目のチャンピオン獲得。
2019年
最上級の機能性と快適性。インナーサンバイザー・オープンフェイスの理想形「J-CruiseⅡ」発売。
精緻なデザインに宿す機能性、唯一のプレミアムツーリングフルフェイス「GT-AirⅡ」発売。
契約ライダーのマルク・マルケス選手がMotoGP最高峰クラスで6度目のチャンピオン獲得。
弟のアレックス・マルケス選手がMoto2クラスでチャンピオン獲得。
SHOEI ASIA CO., LTD. 設立(タイ)。
2020年
クラシックスタイルと機能性を両立させた新たなネオクラシックフルフェイス「Glamster」発売。
SHOEIオフィシャルショールーム「SHOEI Gallery TOKYO」が東京都千代田区にオープン。
株式会社SHOEI SALES JAPAN設立。
2021年
快適なスポーツライディングを軽快なフォルムで創造する、ピュアスポーツフルフェイス「Z-8」発売。
企業概要
ライディングをより安全に、より快適に、より楽しく―SHOEIの半世紀以上にわたるヘルメット造りの経験から得た独自のノウハウときめ細かな製品への配慮、先進の技術と洗練されたデザインが、あらゆるライディングシーンをサポートします。
本社
〒110-0016
東京都台東区台東一丁目31番7号 (PMO秋葉原北8階)
茨城工場
〒300-0525
茨城県稲敷市羽賀1793番地1
岩手工場
〒029-3404
岩手県一関市藤沢町徳田字野岡27-1
ショールーム
SHOEI Gallery TOKYO
〒101-0021
東京都千代田区外神田2-15-2 新神田ビル
連結子会社
- SHOEI (EUROPA) GMBH(ドイツ)
- SHOEI DISTRIBUTION GMBH(ドイツ)
- SHOEI EUROPE DISTRIBUTION SARL(フランス)
- SHOEI ITALIA SRL(イタリア)
- SHOEI SAFETY HELMET CORPORATION(アメリカ)
- SHOEI ASIA CO., LTD. (タイ)
- 株式会社SHOEI SALES JAPAN