《VFX-Rの主な特徴》 |
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空力と剛性を高めた新設計シェル |
“VFX-R”の帽体(シェル)は、完全新設計。”VF-X2”のイメージを継承しつつ、さらにエアロダイナミズムを追求し、空力特性に優れ、かつ戦闘的なフォルムに仕上げました。また、チンバー部に施したリブデザインは、スリムでありながら、より高い帽体剛性を実現。口元のクリアランスを大きく取る事によって、ハードライディングにおける息苦しさも軽減しています。これらの要素は、今やモトクロス用の主流であるフルフェイスタイプにおいては当然の機能ではありますが、”VFX-R”は、早くからモトクロス用フ
ルフェイスを提唱してきたSHOEIの豊富な実戦&テストデータの蓄積と、それをベースとする先進技術を存分に注ぎ込まれた「結晶」というべきモデルです。帽体素材にはSHOEIフルフェイスの最高峰モデル”X-8SPIII”と同じ、SHOEI独自の超高強力
・高弾性率繊維&ファイバーグラスH.L.(複合積層)構造を採用。モトクロスのハイアクション・ハイスピード化に対応した、さらに強靭な帽体に仕上がっています。 |
ニューデザイン ノーズカバー |
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新設計帽体に合わせ、着脱式[ノーズカバー]もニューデザインを採用。
”VFX-R”の戦闘的フォルムに、一段と凄味を効かせます。カラーは、白・黒が帽体と同色、ライトシルバーはクロームメッキ仕様としました。また走行風の導入量も増やした新型[ノーズカバー]内側には、雨や埃の侵入を防ぐダストフィルター[ノーズフィルター]も内蔵。フィルターも脱着可能ですので、取り外してのクリーニングも容易に行なえます。
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3DフルサポートインナーIIを新採用した着脱式内装 |
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汗や泥汚れがつきもののオフロード用ヘルメットにおいて、既に好評を得ているSHOEIの着脱式内装。”VFX-R”の内装には、”X-8SPIII”や”J-FORCE
SV”で高い評価を得ている[3DフルサポートインナーII]を搭載しました。この最新デザイン内装により”VFX-R”は、より高いベンチレーション効果と、頭全体を包み込むようなシ
ュアなホールド感を実現しています。パッドは、センター/チークともXSサイズをオプション設定、さらにチークパッドには、よりタイトなフィッティングとなるハードタイプも用意するなど、ユーザーニーズにきめ細かく対応。また内装の着脱方法も、より簡単・確実に行なえるよう、モディファイを施しました。パッドには、繊維メーカーとの共同開発によるSHOEIオリジナルの内装生地を使用し、大量の汗も素早く吸収拡散、ハードなモトクロスライディングにおいても、常に快適な被り心地をキープします。
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負圧効果の安定化を図った クロスボーテックスベンチレーション |
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”VFX-R”が採用する[クロスボーテックスベンチレーション]は、負圧利用による高い排気効率で定評の[ボーテックスベンチレーション]を、一層の効率アップを図って進化させたカタチです。この新形状ベンチレーターは、モトクロスライディングにおける速度域での効率向上を追求したもの。エアアウトレットホールを中心にX状のエッジを形成するデザインにより、低速域においても前側の逆V型エッジによって走行風を収束する事で流速を高め、従来比15%の負圧効果向上(当社内風洞実験値)を実現しています。
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安全性を確保しながら、さらなる軽量化を達成
”VFX-R”の完全新設計帽体は、帽体肉厚や使用素材に頼ることなく高い強度&剛性を 確保したことにより、従来比で約100gという大幅な軽量化を達成しています。
この軽量化は、激しいモトクロスライディングでも「振られ」を軽減でき、さらに万が一の際にもヘルメット重量による頚部への負担を最小限に抑えることを実現しました。 |
マスクライナー搭載でより高められた安全性
”VFX-R”では、スネルM95&JIS-C種規格の最高峰モトクロス対応フルフェイスヘルメットとして、さらなる安全性を追求。チンバーのデザインはアクシデント時における優れた経避特性が盛り込まれているのはもちろん、さらに内側にも衝撃吸収材[マスクライナー]を新採用しました。剛性・強度を高めた新設計帽体、優れたフィッティングの3DフルサポートインナーIIパッドと併せ、”VFX-R”は「大きな安心感と高い信頼」をもって愛用できるギアに仕上がっています。 |
快適性を高めるブレスガードをオプション設定
チンガード部内側に装着することにより、アイポート内へのホコリや泥の侵入を軽減する[ブレスガード]を、オプションとして用意しました。装着はワンタッチ。素材はメッシュと合皮の組み合わせで、装着によって安全性へデメリットが生じないよう、十分な配慮がされた仕様となっています。 |