X-KIDS

主な特徴

子供のアタマは、ただ単に大人のアタマを小さくしただけではない

子供のアタマは、成長過程にあることから、形状的特徴としてはいわゆる逆三角形型と言えます。大人と比べて小さな子供の顎周りは、頬のホールド性能に影響を及ぼすばかりか、チンストラップの保持能力にも影響を及ぼしかねません。
また、首も大人に比べて短く弱いことから、転倒時に自らのヘルメットのチンバーで鎖骨を損傷するケースがあります。
X-KIDSでは、ヘルメット下端部のシェル形状をすべて子供の特徴的な骨格形状をベースにデザインし、より適切な保護性能を確保しつつ、可能な限りコンパクトにデザインされています。

子供用だからこそさらに求められる軽量高剛性「AIM+」*採用のKids専用設計シェル

*AIM+ (Advanced Integrated Matrix Plus Multi-Fiber) 強靱なガラス繊維と3次元形状とした有機繊維の複合積層構造を基に、高い弾性性能を持つ高性能有機繊維をプラス。軽量でありながらも剛性弾性に優れる高性能なシェル構造。

子供の身体的特徴は何もアタマだけではありません。
子供が転ぶと、よく頭を地面にぶつけてしまうことがあります。これは大人と比較すると、アタマの占める割合が体に比べて大きいことと、首が弱いことが理由としてあげられます。
X-KIDSでは、子供用だからこそさらなる軽量化にこだわり、シェルにはSHOEI最高峰X-Elevenと同様の軽量高剛性な「AIM+」*構造を採用。首への負担を大幅に軽減しています。
さらに、空力特性に優れるコンパクト&エアロダイナミックスデザインは、運動性能を高め、走行時の首への負担や疲労を低減するセーフティ&コンフォート要素です。

子供は成長と共にアタマも大きくなる

インナーパッドアジャストメントシステム

子供の成長に合わせて内装調整可能!!

多彩な調節が可能な「インナーパッドアジャストメントシステム」。
インナーパッドには、パッド自体を立体成形し"頭を包み込むような被り心地"をもたらす、X-Elevenと同じ「3DフルサポートインナーIII」を採用。また、発汗量が多く肌もデリケートな子供のために、内装の全てのパッドが容易に取り外せてクリーニングが可能です。さらに、パッドの頬左右・天井・額・側頭部左右・後頭部には、着脱可能なサイズ調整パッドを内蔵。このサイズ調整パッドを取り外すことによって、標準サイズのXXS(51cm)からXS(53cm)へサイズ調整が可能で、子供の成長に合わせてヘルメットのサイズ変更ができるようになっています。また、各インナーパッドを任意に着脱することで、フィッティングの微調節も行えます。

充実のベンチレーションシステム

大人より発汗の多い子供用のヘルメットには、優れたベンチレーションシステムが不可欠です。X-KIDSでは、チンガード上部に開閉式ロア-エアインテークとサイトレーションシステムを、シェル上部にはオーバルインテークとオーバルボーテックスベンチレーションを採用し、高い換気性能を盛り込みました。また、各開閉システムはグローブをしたままでも容易に操作ができます。

ワンタッチでシールド脱着可能なQ.R.S.B.

シールドシステムは、簡単確実にシールド脱着が可能で定評のビルトインメカシールド「CX-1V シールド」&「Q.R.V」を採用。風切り音の低減と、ワンタッチでのシールド着脱が可能です。また、豊富に用意された「CX-1Vオプションシールド」も利用することができる本格スペックです。

確実な固定を考慮したDリング式チンストラップ

子供用ヘルメットというと、チンストラップは簡単に着脱が可能なワンタッチバックルが向くように思えますが、SHOEIでは、"チンストラップの調節や固定は大人(親)がしてあげる場合が多い"というデータと、タンデム時に子供自身が誤って解除してしまう危険性を考慮し、あえてDリング式のチンストラップを採用しました。子供の身体的特徴ばかりではなく、行動の特性までをも含めたトータルの安全性を開発思想に取り入れました。


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